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高齢化が進む日本の農業

先進国の中でも極めて低い水準という、食料自給率が40%以下の日本。
戦後の農地改革から始まった農業体制が招いたのか、農家の高齢化が進み、何と今では約6割の方が65歳以上というから驚きです。
この高齢化が農業の生産性を低下させているのは間違いなく、また、手間ひまのかかる有機栽培への着手を遅らせている要因になっているのではないでしょうか。
慣行農業による土壌汚染などで自然破壊が進んでしまったことを反省し、農地の環境を守りながら、それぞれの国が助成金を出してオーガニック農業を育てているのは、地球の未来を考える上でも、素晴らしい政策だといえますね。
では、日本での取り組みはどうなっているのでしょうか?
有機JAS認定と国産オーガニック農作物
日本のオーガニック作物に関する基準が定められたのは、1992年の「有機農産物等に係る青果物特別表示ガイドライン」制定後のこと。
さらに、それまで煩雑になっていた「有機」の表示を規制強化し、「表示を適正化」するために1999年にJAS法を改正。
2000年に施行され、翌年から規制が開始されました。
日本の有機JAS法は、先進国の中でもとりわけ基準が厳しく、レベルが高い分だけ認証を受けるのも大変。
それゆえ、有機JASの格付けを与えられたオーガニック作物は、
- 農薬や化学肥料を使用した農産物である「慣行」
- 慣行で使用される農薬と化学肥料の分量を5割以下に減らした「特別栽培農産物」
- それらすべてを含めた国産農産物
のたった0.15%前後しか存在しないと言われています。
一方で、1970年代頃から活動してきた「民間有機」団体では、有機JASを取得しない生産者として、独自の生産・品質基準を作り、消費者と直接やり取りする宅配や通信販売等のビジネスを展開。
日本における品質保全型農業を推進しながら、生産者の収益を考えつつ、消費者のニーズにあったオーガニック作物を提供しています。
こういったことからも分かるように、日本国内では認定されているものだけが全てではないものの、高い志を持って有機栽培に取り組む生産者にささえられて、高品質のオーガニック作物が作られています。
欧米に比べ広大な農地が確保できない日本の生産者の方々が、それこそ大変な思いで作っているオーガニック作物。
その希少な国産の作物で作られるオーガニックコスメには、とても期待が高まってしまいます。