エコロジーへのアプローチ
エコロジーの理念がそのまま反映できるオーガニックライフ
環境への配慮と、自然界にある有機的なものを使って栽培した農産物を食すことを基本としたオーガニックは、環境への負荷を減らし、健康で自然の摂理に基づいた生活をおくることを良しとするエコロジーの概念とは、限りなく近いものだといえます。
例えば、日本人が常に頭を悩ましているゴミ問題。
国民1人当たり1日1kg以上のゴミを排出している日本では、国土の狭さからは考えられないほどの量のゴミを処理するために、総ゴミ量の4分の3を焼却処分しています。
ところが、この行為によってダイオキシン問題がクローズアップされるなど、問題は山積みになるばかり。
しかし昨今では、徹底した分別とリサイクル等、ゴミの再生利用が注目され、地域ぐるみでの取り組みも功を奏してか、徐々にではありますが、改善も見られるようになってきました。
少しでも無駄をなくし、自然環境を大切にするエコロジーの精神は、衣・食・住すべてのことに広がってきたオーガニックライフを実践する中で、 決して忘れてはいけないもの。
継続的にできる地域活動への参加や、照明や暖房をこまめに消すなど省エネへの配慮、生活必需品を購入する際、多少割高でも有機のもの、国産のものを選んでみるなど、無理せず、自分なりのオーガニックへの関わり方が見つけられたらベストですね。
エコロジー先進国では、こんなことをやっています!
エコロジー先進国といえば、一番に思い浮かぶのはドイツ。
小学校の授業で「環境教育」が義務づけられているのはもちろん、その徹底したゴミの分別には目を見張るものがあります。
また、世界で最初のエコラベル「ブルーエンジェル」を制定し、EU全体の約30%のオーガニック製品を消費しているドイツでは、すでに3万以上の製品が正式なオーガニック認証マークを取得。
厳しいオーガニックの基準をクリアするためには、法律で許可されている添加物のたった10%しか使用を許されていないといいます。
食料自給率が40%を下回っている日本では考えられないほど、潤沢なオーガニック農産物を栽培していられるのは、国民の約80%が遺伝子組み換え食品に反対している意識の高さにあるのか?
約16000戸以上のオーガニック農場から作り出される農産物や食品は、栄養価も高く美味しいというから、うらやましい限りです。
ヨーロッパでは、ドイツに限らずエコロジーに取り組んでいる国が多いですが、地球温暖化や酸性雨などの土壌悪化等、多面的な環境問題をを抱えるヨーロッパの国々のエコ活動に敬意を表しつつ、日本人である私たちも、ぜひ、この姿勢を見習っていきたいものですね。